TRAVELOG vol.1~カナダ:イエローナイフ編~
世が大変なことになってしまいましたね。
みなさまの健康と日々の平穏を
そっと願っています。
どうかいろんなこと
ご無理なくですよ。
残念ながらライブもいくつか延期になってしまいまして、再度のお知らせはいつになるかなあと思いつつ…
しずかにお部屋で過ごしております。
いろんなお話しを聞きます。
ライブがなくなっちゃった。
お仕事へっちゃった。
本当にくるしいよなあ…と思います。
逆に、こんな時になぜ満員電車にのって会社へ。。という気持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そして医療関係者の方々。
ドラッグストアの店員さま。
本当に目に見えない不安と戦って
守っていただいて
頭が上がらないです。
どうか皆様。
ごむりなくです。
それしか言えないこの
なんとも言えない気持ち。
いろいろと悩ましいことがおおいけれども
楽しく生きてやろうな。
そう思うばかりです。
生きてまた元気に会おうな。
(げんさまよりあやかり言葉( ・ᄇ・))
いろんなお話しを聞く中で
旅行なくなっちゃったって方のお話しを
ちょこちょこ聞いて
せっかくだから旅行気分にでもなるような
体験記でもお話ししてみようかな。と思って
ここ数年でいくつか行った海外記をいまさらながら、文字にしてみようかなと思って筆を取りました◡̈
なにしてんのんwwww
と思っていただけるようなポンコツとらべる記やと思います(笑)
はてどんなことをしていたか!
どんなものを見てきたかも含め!
ちらりと物語風にお話ししてみたいと思いますので、おてすきな時にのぞいていただけるとうれしいです。
2017年の10月末にカナダのバンクーバーへすんと旅立ち、2019年の3月末に完全帰国しました。
カナダのバンクーバーは、緑にとてもちかい
自然をたいせつにする美しい場所でした。
カナダにいる間にいくつかの観光地に友人といったのですが
まずそのひとつをご紹介。
それは2018年の雨と雪がかさなりあう寒さが身も心も凍らせる12月まっただなかだった。
英語学校のラウンジにて、ぼんやり過ごしていた際に突然声が降ってきた。
「あおよ。オーロラに興味はないか?」
声を掛けてくれたのは
タイワニーズのジャッキー。
「何をまた……ジャッキー…。
めっっっっっっっちゃ興味ある。」
しぇいくはんず意気投合。
ジャッキーは、英語がぺらぺらで背が高くちょっとひょろりとしたいたずら好きのユニーク青年。
(あとあと知ったが彼は自国では法律関係の仕事ができるすーぱーじーにあすぼーいだった。)
この英語もまったくしゃべれないわたしとも仲良くしてくれて感謝しかなかったです。
ありがとーよー。
いつ頃がええな。
他に誰誘おうか!
場所は。。。
飛行機で行くとして。。
なんていろいろその場で話して最後、
「しかしながらジャッキーよ。オーロラとは、おいくらくらいで見に行けるもんなんや。」
「うーーーーん。15万くらいかな?」
ばっっか♡たけえよっ♡^^
秒で破断。
じゃあなジャッキー。
いい友達さがせよ。
「かもおおおん、あおおおおおお〜〜!!」
の声を背中に浴びながらその場を去りました。
その時、場所はイエローナイフで考えていました。
カナダ内でもオーロラを見るには一番スタンダードな場所。
ここらへん。
2泊3日、往復の飛行機代とホテル・ツアー代で大体15万円が相場。
その時、学生をぶっかまして仕事をしていなかった私にはちょっと、いやかなり?
高かった!!^^
拙者にはむりじゃ・・・orz とジャッキーの気持ちに後ろ髪をひかれつつ、そこから2ヶ月後。
自体は急変する。
クラスメイトがオーロラ見に行った。と写真を見せてくれた。
その写真が、雑誌やテレビで見るものの500倍美しかった。
びっっっっっっっくりした。
空に光がはしって、空が爆発したのかとおもうほどの色を放っていた。
ぴんく。しろ。あお。みどり。色とりどりだった。
これは、わたしにとって
いま見に行かないと一生後悔すると思った。
その後すぐにジャッキーに連絡。
「調子よくてすまん。15万はなんとかする。まだいく相手が見つかってないなら、共にオーロラを見に行かないか。」
そこからは早かった!
すぐ仲間を募り、旅行会社に行った。
仲間はジャパニーズのカナダ在住7年の先輩まーさんと、一緒にカナダに飛んだ10年来の友人りりー。
オーロラは、基本的には年中見られる。
が、我々は狙っているタイミングがあった。
新月だ。
オーロラを見られる好条件はいくつかある。
・雲がなく、天気が良いこと。
・空が暗いこと。
・太陽活動が活発であること。
(ALL ABOUT 旅行【カナダでオーロラを見る時期 ベストシーズンは?】より)
これが大事!
まーさんにおいては過去にオーロラを見にイエローナイフに行ったことがあったにも関わらず、タイミング悪く一瞬も見れずに帰ってきたとのことだった。
そのとき月は、満月だったらしい。
ジャッキーはオーロラを見ることに本気だった。
「この週のこの3日間がベストだ。」
「この時間での飛行機が安い。」
「このオーロラにはいくつかのレベルがあって…」
「体感温度はマイナス何度だからこれくらいの準備がひつようで…」
全部ジャッキーが教えてくれた。
誘ってくれて(一回断ってるけど)
行く絶好のタイミングも調べてくれて(それがなかったら大丈夫だろ!って行ってた)
いろいろと調整してくれて
彼なしには、このオーロラ記はなかった。
本当にありがとうジャッキー。
なのに
なぜ
きみはあの場所にいなかったのだろう。
なぜ、共にあの世界を見ることができなかったんだ。
いまだからこそ思う。
あれはきっと、運命だったんだと思う。
すべては完璧だった。
完璧だったはずだった。
前日はわくわくして眠りにつくまでに時間がかかったくらいだ。
まるで小学生の遠足前夜だったことを覚えている。
飛びたつ当日。
早朝、バンクーバーにある空港
YVR空港にて4人で落ち合った。
体調はどうだ?
ちゃんと眠れたか?
わくわくだな!
オーロラ見れるかな?
そんな会話のなか、ジャッキーがまるで「朝ごはん何食べた?」と同じくらいのテンションで一言言った。
「ぼく、パスポートなくしたんだ^^」
………ん?^^
時間が止まった気がした。
to be continued !